2018年9月
このファイルには、インストール手順、新機能、修正された主なバグのリスト、および既知の問題など、NI-SWITCHに関する重要な情報が記載されています。
LabVIEW NXGをご使用の場合は、LabVIEW NXGのサポートおよび注意事項を参照してください。
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する
NI-SWITCHは、NIスイッチを制御および構成するためのNI計測器ドライバです。NI-SWITCHは、IVI (Interchangeable Virtual Instrument) に準拠した計測器ドライバで、スイッチモジュールの機能を実行する操作とプロパティのセットを提供します。また、NI-DMMには、対話型のソフトフロントパネルとサンプルが含まれています。
NI-SWITCH 18.5のシステム要件は、次のとおりです。
その他のシステム要件とLabVIEWでサポートされているオペレーティングシステムについては、『LabVIEW Readme』を参照してください。
NI-SWITCH 18.5は、次のオペレーティングシステムをサポートしています。
メモ NI-SWITCH 17.0以降は、R2エディション以外のWindows Serverをサポートしません。
メモ NIによるWindows Vista、Windows XP、Windows Server 2003、およびサービスパックなしのWindows 7のサポートは2016年で終了しました。NI-SWITCH 18.5をサポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。サポートされていないOSに、NI-SWITCH 18.5が使用されているアプリケーションをデプロイまたは配布することはできません。また、NI-SWITCH 18.5がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポート対象外のOS上で実行されている、いかなるバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studioとも一緒に使用することはできません。
2016年に変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS(Why Does my LabVIEW, LabWindows/CVI, Measurement Studio, or TestStand Built Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?)を参照してください。
メモ Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張(PAE)を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「PAESupportjp」と入力してください。
1 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新のインストール方法については、Microsoft KB2919442およびKB2919355を参照してください。
2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft KB3033929を参照してください。
NI-SWITCH 18.5では、次のバージョンのアプリケーションソフトウェア (サービスパックを含む) がサポートされています。NIアプリケーションソフトウェアを使用していない場合は、「Microsoft Visual Studioのサポート」を参照してください。
アプリケーションソフトウェア | NI-SWITCHでサポートされているバージョン |
---|---|
LabVIEW | 2015、2016、2017、2018 |
LabVIEW Real‐Timeモジュール | 2015、2016、2017、2018 |
LabVIEW NXG | 3.0 |
LabWindows™/CVI™ | 2013以降 |
LabWindows™/CVI™ Real-Timeモジュール | 2013以降 |
NI-SWITCH .NETクラスライブラリを使用している場合、.NET Framework 4.0 以上が必要です。NI-SWITCH .NETクラスライブラリは、.NET Framework 4.0または.NET Framework 4.5をターゲットにできる任意のVisual StudioバージョンのVisual C#またはVisual Basic .NETプログラミング言語で使用できます。
.NET APIを使用するには、NIデバイスドライバの他に.NETクラスライブラリまたは.NETラッパーをインストールする必要があります。.NET Frameworkのバージョンとそれらでサポートされているドライバ、およびインストーラファイルのダウンロード場所については、ni.com/jp/infoでInfo codeに「NETAPIdriversupport」と入力すると表示される『National Instruments .NET Driver Support』ドキュメントを参照してください。
メモ
LabVIEW NXGのインストールは、NI パッケージマネージャを使用して行います。NI パッケージマネージャをダウンロードするには、ni.com/jp/infoで、Info Codeに「NIPMDownload」と入力します。NIソフトウェアのインストール、削除、アップグレードの詳細については、『NI パッケージマネージャ マニュアル』を参照してください。
注意 上記にリストされたソフトウェアパッケージのいくつかは他のNIソフトウェアで共有されています。他のソフトウェアが使用しているソフトウェアを削除しようとすると、ソフトウェアの依存関係を警告するメッセージが表示されます。すべてのソフトウェアをアンインストールする、または共有されているソフトウェアを残すことを選択できます。共有ソフトウェアをアンインストールすることを選択した場合、他のNIソフトウェアが正しく機能しなくなる可能性があります。
メモ 手動でファイルを削除してアンインストールしようとしないでください。
LabVIEW NXGのインストールは、NI パッケージマネージャを使用して行います。NI パッケージマネージャをダウンロードするには、ni.com/jp/infoで、Info Codeに「NIPMDownload」と入力します。NIソフトウェアのインストール、削除、アップグレードについての詳細については、『NI パッケージマネージャ マニュアル』を参照してください。
IVI Compliance Packageは、NI-SWITCHと一緒にインストールされなくなりました。NI-SWITCHでは、IVI構成とランタイムはサポートされますが、以下の機能はサポートされなくなりました。
これらの機能を使用するためには、ni.com/downloadsまたはNIデバイスドライバ 2018 DVDからIVI Compliance Packageを別途インストールする必要があります。
NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。
NI-SWITCH 18.5の新機能
NI-SWITCH 18.5でサポートされているハードウェアモデルは、次のとおりです。
スイッチブロック用マトリックスモジュール
スイッチブロック用PXIキャリアモジュール
PXIマトリクススイッチモジュール
PXIマルチプレクサスイッチモジュール
PXIプログラム可能抵抗モジュール
PXIリレードライバモジュール
PXIリレーモジュール
PXI RFマトリクススイッチモジュール
PXI RFマルチプレクサスイッチモジュール
PXI RFリレーモジュール
PXI信号挿入スイッチモジュール
PXI転送スイッチモジュール
SCXI用汎用スイッチモジュール
SCXI用マトリクス/マルチプレクサスイッチモジュール
SCXI用リレースイッチモジュール
SCXI用RFマルチプレクサスイッチモジュール
ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。NI-SWITCH 18.5の既知の問題の最新リストは、ni.com/jp/infoで「exz48d」と入力して「NI-SWITCH Known Issues」を参照してください。
NI-SWITCHについては、『NI デジタルマルチメータヘルプ』を参照してください。『NI スイッチヘルプ』には、スタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-SWITCH→NI-SWITCHドキュメントからアクセスできます。
また、スタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-SWITCH→サンプルからも、インストールされているLabVIEWおよびNI-SWITCHサンプルにアクセスできます。
LabVIEWからヘルプ→サンプルを検索を選択して、NI サンプルファインダを起動します。NI-SWITCH用のLabVIEWサンプルは、LabVIEW XXXX\examples\instr\niSWITCHディレクトリに保存されています。サンプルVIをアプリケーションに合わせて変更したり、自分が作成したVIにサンプルVIをコピーして貼り付けて使用することができます。
NIサンプルファインダで、インストールされているすべてのLabVIEWサンプルVIおよびその説明を表示するには、2つの方法があります。
以下のセクションでは、NI-SWITCH 18.5をLabVIEW NXGで使用する場合の注意事項について説明します。
LabVIEW NXGのソフトウェアサポートは、以下の点で異なります。
NI-SWITCH 18.5 - LabVIEW NXG用でサポートされているハードウェアモデルは、次のとおりです。
スイッチブロック用マトリックスモジュール
スイッチブロック用PXIキャリアモジュール
PXIマトリクススイッチモジュール
PXIマルチプレクサスイッチモジュール
PXIプログラム可能抵抗モジュール
PXIリレードライバモジュール
PXIリレーモジュール
PXI RFマトリクススイッチモジュール
PXI RFマルチプレクサスイッチモジュール
PXI RFリレーモジュール
PXI信号挿入スイッチモジュール
PXI転送スイッチモジュール
SCXI用汎用スイッチモジュール
SCXI用マトリクス/マルチプレクサスイッチモジュール
SCXI用リレースイッチモジュール
SCXI用RFマルチプレクサスイッチモジュール
<Ctrl-H>を押してマウスカーソルをオブジェクトの上に置くと、LabVIEWのコンテキストヘルプが表示されます。
LabVIEWウィンドウの右上隅にある検索バーを使用して項目を検索します。検索結果のコンテキストヘルプを参照することもできます。
その他のドキュメントは、ni.com/manualsで参照できます。
LabVIEWを起動して学習タブをクリックします。
LabVIEWのレッスンはレッスンタブにあり、LabVIEWのサンプルはサンプルタブにあります。レッスンとサンプルの手順に従ってください。
コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。
インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。
NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。
Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。NIのWindows 8.1サポートについては、ni.com/windows8/jaを参照してください。
著作権
© 1998-2018 National Instruments. All rights reserved.
著作権法に基づき、National Instruments Corporationの書面による事前の許可なく、本書のすべて又は一部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、及び翻訳を含め、電子的又は機械的ないかなる形式によっても複製又は転載することを禁止します。
NIは他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。
エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項
エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。
米国政府の権利の制限
お客様が米国政府の機関、省又はその他の事業体 (「米国政府」と総称する) である場合、本書に記載の技術データの使用、複製、再製、公表、修正、開示又は転送は、民間機関用の連邦調達規則52.227-14と軍事機関用の国防省連邦調達規則補足252.227-7014及び252.227-7015に基づく限定権利条項の適用を受けます。
IVI Foundation Copyright Notice
Content from the IVI specifications reproduced with permission from the IVI Foundation.
The IVI Foundation and its member companies make no warranty of any kind with regard to this material, including, but not limited to, the implied warranties of merchantability and fitness for a particular purpose. The IVI Foundation and its member companies shall not be liable for errors contained herein or for incidental or consequential damages in connection with the furnishing, performance, or use of this material.
商標
NIの商標については、NI Trademarks and Logo Guidelines (ni.com/trademarks) を参照してください。本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。
NI Alliance Partner ProgramのメンバーはNIより独立している事業体であり、NIと何ら代理店、パートナーシップ又はジョイント・ベンチャーの関係にありません。
特許
NI製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 (ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/patents/jaからアクセスできる「ナショナルインスツルメンツ特許情報」のうち、該当するリソースから参照してください。
375366G-0112